敷地調査（役所調査・測量・地盤調査）

• 2015/6/26
• 2019/3/14

敷地調査とは？

敷地調査とは、建物を建てるため、土地に関わるさまざまな条件を調査することです。
敷地調査の内容は、主に３つに分類されます。

①役所調査　土地の法規制を調査します。
②測量調査　測量により、土地の現況を調査します。
③地盤調査　地盤を調査し、土地の土台を調査します。

役所調査とは

自分が所有している土地でも、自分勝手に、自分の好きなように建物を建てることはできません。
周囲の安全や、日照などの環境を守るため、さまざまな法規制があります。
（国土利用法、都市計画法、建築基準法）

たとえば・・・
・建ぺい率、容積率…建物の大きさの制限
・斜線制限、高さ制限、壁面後退…高さの制限、配置の検討
・接道…道路後退（セットバック）の検討

役所調査で調べることとしては、
・区分区域（市街化区域・市街化調整区域）
・用途地域（住居地域）
・建蔽率、容積率
・高さ制限
・防火指定
・都市計画・区画整理事業
などを調査します。

測量調査とは

役所調査で法規制を確認できたら、次に実際の建築予定地の測量を行います。
現地の形状・広さ・高低差・方位などを確認します。
・道路と接道
・隣地境界の現況
・建築予定地の現況
・真北測定（日照制限）

地盤調査とは

土地の地盤は、硬く良質な地盤もあれば、軟弱な地盤もあります。
基礎が丈夫でも、それを支える地盤が軟弱だと、地盤沈下や、地震での液状化現象など、問題が発生する可能性があります。

地盤調査では、
・土地・地形・過去の情報
・ボーリングデータ
・周辺道路・建物・環境
などを調査します。

敷地調査・現況測量・役所調査のご依頼

なお、これらの敷地調査の手続きは、測量設計事務所などが行っています。
現在、現況測量・役所調査のご依頼でお困りの方は、ご紹介させていただくことも可能ですので、お問い合わせください。
（上記リンクのご依頼ページをご覧ください）

敷地調査の関連ページ

住宅ローン完済後の手続き
 

よく見られているページ

相続の手続き

相続不動産売却プラン

遺言書作成

過払い金と債務整理

この情報をシェアする