登記申請・見積書作成チェックリスト

• 2016/12/15
• 2019/4/4

登記申請チェックリスト

１．登記原因証明情報に間違いはないか？

• 登記の目的は正しいか？（特に共有の場合）
• 原因日付は正しいか？（特に農転の場合）
• 管轄は正しいか？（名古屋法務局の管轄）
• 追加設定の場合、前登記の記載があるか？

２．名変は必要ないか？

• 数回に分けて持ち分移転している場合、持分すべて名変されているか？

３．根抵当権設定で不備はないか？

• 共同担保の記載があるか？
• 前提登記は必要ないか？（特に前登記が他管轄の場合）
• 株主総会議事録はあるか？

４．第三者の許可書・承諾書は必要ないか？

• 評価証明書の現況は農地ではないか？
• 債権額変更の承諾はあるか？

５．一括申請に問題はないか？

• 一括申請できないものを一括申請していないか？（単有と共有など）

６．登録免許税の減税・非課税の特例はないか？

• 減税や非課税の措置はないか？（特に日本政策金融公庫など）

見積書作成チェックリスト

謄本

１．今年度の１月１日以降に、以下の登記がないか？

• 表題部の変更（分筆、地目変更、地積変更、床面積変更など）
• 持分の移転
  →ある場合は、評価証明書を修正

２．住宅用家屋証明書がとれるか？

• 木造・軽量鉄骨　→　築20年以内
  鉄筋コンクリート　→　築25年以内
• 50㎡以上
• 住民票を新住所に移す必要あり（特に共有の場合は、全員住むのか？）
• 居宅部分が90％超（居宅・店舗などの場合）

評価証明書

１．非課税部分がないか？

• 全部非課税→近傍地の評価証明書を取得
• 一部非課税→非課税部分を課税として計算（「非課税部分あり」と書いてある場合）

２．建売りの場合、近傍宅地評価を取得したか？

• 建売りの場合、宅地評価になっていない場合は、近傍宅地を取得

３．登記地目 or 現況地目が農地か？（農転注意）

• 登記地目または現況地目のいずれかが農地（田・畑）の場合は農地転用が必要

銀行（金融機関）

• 土地先行融資の設定があるか？
  →登録免許税が4/1000になる
• 債務者は、単独債務か？連帯債務か？
• 債務者の住所変更があるか？
• 非課税の特例があるか？（公庫など）

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