相続税申告・税理士報酬費用の相場
- 2015/9/19
- 2019/3/28
相続税申告の必要性
相続税の基礎控除
相続税の申告・納税は、相続により取得した財産の合計額が、遺産の基礎控除額を超える場合に必要となります。
相続税がかかる人は、全体の5%程度と言われています。
平成27年1月1日に、相続税の改正がありましたが、相続の場合は数千万円の基礎控除額があり、その範囲内であれば、相続税はかかりません。
基礎控除額の範囲内であれば、相続税の申告も納税も必要ないため、申告しないということになります。
相続税申告が必要な場合
しかし、遺産の総額が基礎控除内におさまらず、相続税を支払う必要がある場合は、相続税申告をしなければなりません。
相続税申告は、被相続人が死亡したことを知った日の翌日から、10ヶ月以内に行う必要があります。
10ヶ月の期間は、あっという間に過ぎてしまいますので、早めに段取りをしておくことが重要です。
相続税申告の報酬
相続税申告の料金相場
相続税の申告は、税理士の専門分野となります。
相続税申告の料金・税理士手数料は、税理士事務所によってまちまちです。
以前は、税理士報酬規定がありましたが、現在は撤廃されており、各税理士事務所・会計事務所で報酬基準を設けています。
相続税申告の税理士報酬の相場としては、
遺産総額に対して0.5%~1.0% ということが多いようです。
案件によっては、もっと低い場合・高い場合もありますし、
遺産総額ではなく、基礎控除を引いた積極財産に対して1.0%というような基準を設けている事務所もあります。
提携税理士パートナーのご紹介
はらこ事務所では、提携の税理士パートナーがおりますので、お客様のご事情に合わせて、税理士をご紹介させていただきます。
税理士をご紹介させていただく場合でも、紹介料等は発生しませんので、お気軽にご相談ください。
「知り合いの税理士に見積りを出してもらったら、すごく高くて、もっと安くやってくれるところを探している」
「税理士に相談に行ったけど、相続税の専門ではないと断られた」
というお客様からも、多くご相談をいただいております。
税理士の中にも、相続税申告に強い税理士や、法人税などの会社専門の税理士もいるため、よく見極めることが必要です。
相続税のご相談でお困りの方は、電話・メールでご連絡ください。
参考:旧税理士報酬規定・相続税
遺産の総額 | 基本報酬額 | 加算額 | 合計額 | 報酬割合 |
5,000万円未満 | ¥100,000 | ¥200,000 | ¥300,000 | 0.60%~ |
7,000万円 〃 | ¥100,000 | ¥350,000 | ¥450,000 | 0.64%~ |
1億円 〃 | ¥100,000 | ¥600,000 | ¥700,000 | 0.70%~ |
3億円 〃 | ¥100,000 | ¥850,000 | ¥950,000 | 0.32%~ |
5億円 〃 | ¥100,000 | ¥1,100,000 | ¥1,200,000 | 0.24%~ |
7億円 〃 | ¥100,000 | ¥1,350,000 | ¥1,450,000 | 0.21%~ |
10億円 〃 | ¥100,000 | ¥1,700,000 | ¥1,800,000 | 0.18%~ |
10億円以上 | ¥100,000 | ¥1,800,000 | ¥1,900,000 | 0.19%~ |
1億円増すごとに | – | 100,000円を加算 | – | – |
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